「馬鹿げた葛藤」


 ああ・・・

 煩わしくて参るな
 何を迷ってんだろう
 用意した言葉なんて
 たちまちに埋もれていく

 踏み出せない自分と壁の存在
 確かにそこに見える無数の壁
 どうすれば・・・

 力の無い声が空を切って
 やるせない気持ちになる
 伝えたい言葉は喉に詰まって
 小さな咳に変わる

 ああ・・・

 情けなくて参る
 何をまってんだろうな
 期待してる言葉なんて
 降ってきやしないのに

 踏み出せないで居る事に理由をつけた
 肝心なところには目を向けずに
 いつだってカタチにこだわっている

 形の無いモノにであって初めて
 自分の中の自分に戸惑う
 本当は単純なことなんだろう
 どこかで知っている

 ああ・・・

 馬鹿らしいくて参る
 壁なんはじめから
 自分以外のなんでもない

 ほら、今ここで大事なモノが
 傷ついていくのが見えるだろう

 情けなくて参る
 自分自身気付けなかった自分自身
 やっと見つけたお前は俺そのもの
 お前のせいには出来ないよな

 散々逃げ出して来た
 その度にお前を引き出してきたんだ
 
 ごめんな

 この先は自分で歩けるから...

 あのメロディにのせておやすみ


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